(コメント抜粋訳)#チャン・グンソク 2020 JKS Online STAGE "夢"【1/3】
2020.6.28オンラインステージでのトークの抜粋【1/3】です。全容は是非DVDでご確認ください♪
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♪~ 一緒に作ったメロディ
本来ならここで歓声が聞こえるはずなのですが…
お二人(バンド)も退場されたので、僕一人でまずはご挨拶を。
アンニョンハセヨ。僕はチャン・グンソクです。お会いできて嬉しいです。
本当に一人も拍手をしてくれないんですね。
今日、特別にJKSオンラインステージのためにお集まりくださった皆様に感謝いたします。
今日はこの会場には観客は誰もいません。オンラインで生放送で進行します。
様々な国の方が見ていらっしゃるので簡単に…(数か国語であいさつ)
YouTubeでご覧の皆様はよく見えて聞こえていらっしゃるでしょうか。お会いできて嬉しいです。
中にはきっと、日曜だからなんとなくYouTubeを見ていてちょっと覗いてみたという方もいらっしゃるでしょうね。
僕はファンをチャンオ(うなぎ)と呼びます。
単純に僕がチャン氏なのでそう呼び始めたのもありますが、とてもたくさんのエナジーを僕にくれるうなぎのようだからファンの方々を僕は以前からチャンオと呼んでいます。
一番に挨拶をしたかったこの場が今日このようなオンラインステージになってとても残念ではありますが、同じくらいとても嬉しくもあります。
僕が直接会いに行けなくても皆さんがこの僕の空間を素敵なものにしてくださると思います。
初めてオンラインの公演をしています。きっと大勢の方が見ることができますね。
元々は6ヶ月ほど前から準備をしていた韓国での最初の公演だったのですがご存じの通りコロナのせいで世界中が皆様も僕も気を付けなければならない時ですので、こうして皆様のお部屋で、ベッドで、もしくは野外のどこからでも僕に会えるように、この時間を作ってみました。
僕も皆さんと同じように参加してみようと、ここに準備しました。
YouTubeのリンクを僕もここでリアルタイムで確認できるシステムにして一緒に見ていますが、世の中が本当に良くなりましたね。
昔はこんなのなかった…
ちょっと慣れていないのですが… あー、今2万2千人くらいが見ていらっしゃいますね。
でも、これ、アクセス数が多くなるとちょっとカクカクするんじゃないですか?
チャットの窓がさっきから止まって… あ、動いた。
とにかく、世界中の様々な場所で皆様がこの公演を共にしてくださっています。
皆さんが送ってくださった意見など、一緒に参加していただける時間を後で用意しています。
チャットも一緒に読んだりしようと思います。
YouTubeには色々な機能がありますので皆さんも活用しながら参加なさるとより楽しめるのではないかと思います。
今日の公演のテーマは夢です。
漢字で「夢」、またdreamという単語で表現してみましたが、なぜ夢という言葉を使ったのか気になっている方もいらっしゃるかと思います。
僕が思う夢とは、誰かにとっては目標となったり、または想像すること、望むこと、その中でも可能なこと、不可能なこと、どのようなことでも、このようなオープンな空間で語ることのできるオープンなテーマだと考えました。
そしてそのオープンな夢という言葉の中で、今の僕と、これからの僕たちの話、そんなことを一緒に話し合ってみようと、今日この場を設けました。
多くの方が一番気になっていることは何か考えてみました。
このように舞台の上でマイクを持つのも2年ぶりです。
最も多かった質問が、社会服務要員としてこの2年間どのように過ごしていたか、なので、この間僕がどう過ごしていたかお話しします。
まず、2年前と今の一番の違いについて知りたいという方が多かったです。
これは明確にお答えできます。
一番変わったことは、規則的な生活ができるようになったこと。
そして規則的に生活したから本当に健康になったこと。
普段の日課は、朝8時に起きて支度して9時までに出勤。
自分で運転して出勤して、仕事して夕方6時に退勤して、友人たちと夕飯を食べて、家には12時前には必ず帰る。
酒を飲んでもなにをしても。
なぜかと言うと、この中のバランスがひとつでも狂うと翌日に多大な影響があるから。
一度もそんな生活をしたことがなかった人間なので、2年間そんな生活をしてみると確実に頭の中をクリアにする方法が分かったし、体もとても健康になれた時間でした。
でも、僕も知っています。人は変わらないと。
またいつか以前の自分に戻るかもしれないけれど、少なくともこの2年間は僕にとって本当に意味があったし、とても肯定的な時間だったと思います。
だけど、ここにいる男性スタッフたちも共感するでしょうが、もう一度行けと言われても行きません。
職場の同僚とどう過ごしたか、それからこんな質問もありました。
僕はソウル消防災難本部にいたのですが、職場の美貌の女性職員について、また交流はあったのか、などの質問が多かったですが、正確にお答えしますね。
ソウル消防災難本部にいる公務員の95%が男性です。
ソウルの消防安全と行政を執り行う仕事で男性が非常に多いので、美貌の女性職員は… 以上です。
それから、職員の方は年上が多かったのですが、社会服務要員の中では僕が一番年上でした。
だから僕より10歳くらい年下の弟たちと仲良く過ごしましたが、実はいまだに連絡を取っています。
月曜から金曜まで毎日連絡が来て、主な内容は、構内食堂のランチメニューは?と聞くと社会服務要員の末っ子がホームページで調べて、なになにです、と答えると、俺は食べる、俺は食べない、とかそんな連絡が僕にも一昨日まで来ていて、彼らがいつまで僕を入れてるんだか(笑)
もう自分の道を行くよと言ったら兄さんどこ行くんですかと言うので、とりあえず見てはいるのですが、とにかく離してくれないんです。
それで今でもよく連絡を取りながら親しくしています。
社会服務要員にも月給があります。
初月給を何に使ったか聞く方も多かったです。
初月給が約30万ウォンだったと思いますが、必要なところに使いました。
通勤するときに南山トンネルを通るので、その通行料、行きに2,000ウォン、帰りに2,000ウォンを使う交通カードがあってそれをチャージしました。
カードをピッとするとお通りくださいと声がするんですが、そのピッの音にいつも喜びを感じた朝と夕でした。
この2年間に感じたことは、実はこうです。
僕は自分だけが特別な人生だと思っていたようです。
ずいぶん幼い時にデビューして幼い時から社会生活をしながら、自分は特別な人間で、芸能人で、常に忙しくなければならず、こうあるべきだと。
自分だけが世界で一番熾烈だと思っていたみたいです。
どうしてそんな愚かな考えだったのか、その時は全く分かっていませんでしたが、2年間チャン・グンソクの名前を下ろして暮らしてみた結果、僕だけが熾烈なわけではないんだな、ということに気付きました。
僕だけでなく、違う仕事をしている違う年代の多くの社会構成員たちや多くの人々が、各々のポジションで各々の人生で非常に熾烈に日々を過ごしているのをすぐ側で見ました。
毎朝、毎夕、その姿を見ながら、なぜ自分だけこんな傲慢な考えをしていたのかとすごく後悔しました。
結局は皆それぞれ自分の場所で自分の為に熾烈に生きていたのに、なぜ僕は、自分だけがいつも忙しく自分だけが特別だと思っていたのだろうか、そんなことに気付くのが遅すぎたのではないか、そんな後悔もありました。
皆さんも思うでしょうが、もう遅いと思った時が… 一番遅いんです。(※「もう遅いと思った時が一番早い」を使ったジョークだと思います)
僕の20代の頃の夢… 僕は自分がもっと華やかになることを望んでいました。
ローラーコースターみたいな人生も送ったし、忙しく、やりたいことや欲もすごく沢山あって。
だけど今の僕はただ、今が大好きです。
実は今もちょっとまだ慣れない感じです。観客なしでこうして僕一人で話していることも。
それに僕の話していることがはたして皆さんが聞きたがっていることなのかも、実はよく分からなかったりします。心配にもなるし。
でも僕は今がすごくいいんです。
今ぎこちなくて何もかもが慣れない、また一から始める人のように、そして今この時間をそのまま楽しむことができ、受け止めることができる人になりたいです。
これからもそんな夢を描きながら一日一日を一生懸命生きてみようと思います。
歌をもっとお聞かせしようと思いますが、実は告白することがあります。
2年間マイクを握りませんでした本当に。
カラオケに行ってもほとんど僕は歌わなかったし、自分の歌を聴くのもずいぶん久しぶりだったんです。
それで今回バンドの練習をしながら、このお二人とも、ジウォンさんに至っては約8年の付き合いになりますが、最初の練習の時お互いに目を合わせて、この現実を受け止められないといった感じで(笑)
そんなエピソードもありましたが、とにかく今すごく緊張しています。
緊張していますが、今日は皆さんに気楽に挨拶するんだという気持ちで、短い期間でしたが練習して自分の歌をまた自分のものにしていく過程がありまして、気楽に歌おうと思います。
まずは2曲。Turn offという曲とSave meという曲ですが、Turn offという曲は、僕の人生で一番辛かった時にチェ・チョロプロデューサーがプレゼントしてくださった曲です。
精神的に余裕がなく辛かった時にチェ監督が、頭の中のスイッチを切ってソギ、君らしく生きてほしいと言ってこの歌を下さって、一人で聴いた時すごく泣きました。
なんだか歌詞が本当に僕の気持ちを代弁してくれるようで。
頭の中のスイッチを切る方法についても深く考えることができたし。
逆にSave meという曲も同じアルバムに収録されていたものですが…
あまりにも追い詰められていたんです。ギリギリの状態で見えない誰かに向かって助けてくれと叫ぶようなイメージを描きながら歌っていた歌です。
僕はいつもファンの皆さんにこう話しながらこの歌を歌います。
僕が本当につらい時に皆さんが僕を助けてくれたのならば、僕がこの歌を歌う時は、もし辛い思いをしている方がいたらその人たちに僕ができる事をしてあげたい、助けてあげたいと。
心の中でそう叫びながら歌う歌です。
すごく緊張しますが歌ってみます。
♪~ Turn off
♪~ Save me
本当に歓声がないとすごく恥ずかしいですね。
実際この曲は観客の皆さんを見つめながら、助けてください、救ってください、それから僕が助けてあげる、元気出してと歌う歌なのですが… それでも頭の中で皆さんの姿を思い描きながら歌ってみました。
チャットで皆さんがSave meの歌詞を一緒に歌ってくださったそうですね。
その気持ちが僕は美しいと思います。
どんなにここで一緒に叫んで一緒にジャンプして歌いたかっただろうか、本当は会いたい気持ちが一番大きいでしょうに、それでも指でこうして一緒に歌ってくださったなんて、すごく不思議な感じもするしとてもありがたいです。
とても多くの方がこのオンラインステージを見てくださっていますが、予想していた通り、女性が88%、男性が12%です。
別に驚きはしません。(泣き真似)
ヨーロッパ、東南アジア、アメリカ、コロンビア等、このエリアがこのオンラインステージの目標、目的ではないかという気がします。
皆さんは今チャン・グンソクオンラインステージ「夢」をご覧になっています。
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【2/3】へ続く